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PostHeaderIcon 珪藻土の魅力

  日本には木材以外にもまだまだよい自然素材が存在します。

 アレルギーを引き起こす原因であるホルムアルデヒドなどに代表される新素材の建材に含まれる有害物質を含まない建材として、珪藻土が見直されてきています。

 珪藻土とは海や湖、沼などで春や秋に大量発生する珪藻と呼ばれる黄色植物の死骸が主成分の素材です。水底に沈殿したのち有機物は分解され最終的には二酸化ケイ素である殻だけが残ります。それら珪藻の化石からできた岩石が珪藻土の基です。

 細かく粉砕された珪藻土はそれ自体は粘着性がないので石灰や接着剤を混ぜることで壁材として利用されます。自然ならではの風合いと色合いは見た目に優しく暖かみを感じることができます。また左官仕上げならではのコテによる仕上げ方次第で個性が感じられる表情に仕上げることができます。和風モダンだけではなく洋風な住宅においてもた対応できる柔軟性を持った内壁材ということができます。

 人の身体に優しい素材として取りあがられる反面、発癌性があるのではないかとして海外では使用禁止となっている国もあるようです。その後の研究の結果、発癌性があるとされるのは焼結させセラミック状にした珪藻土に限る物との報告がされているようです。

 日本の住宅においての利用は焼結しての使用ではない為、問題はないものとされています。

 珪藻土が再び脚光を浴び始めたことで流通もさかんになってきていますが、中には珪藻土と謳いながら実際のところは成分に数パーセントしか珪藻土を含有していない粗悪品が出回っています。住宅に使用される珪藻土の成分も建て主としてきちんと把握しておいたほうがよいでしょう。